ニュース 金融 作成日:2011年12月26日_記事番号:T00034563
中央銀行は23日、財政部が発行する300億台湾元(約770億円)の182日物国庫券(国債)の入札を行ったが、落札されたのは212億元分だけで、88億元分が売れ残った。国債入札で売れ残りが生じたのは2004年10月以来7年ぶりとなる。24日付工商時報が伝えた。
利回りは年0.85%で、市場予測の0.75~0.78%を上回り、今月上旬に入札が行われた182日物国債の0.77%と比べても、0.08ポイントの上昇だった。
市場関係者は「作業時間が短い上、短期の国債は市場の人気を集めなかった。中央銀行理事監事会(29日)の開催前で金利動向が不透明なことも原因だ」と指摘した。
中央銀行関係者は「20日に273日物国債の入札を実施したばかりで、入札間隔が狭すぎた。機関投資家は長期国債に投資しており、182日物への入札を渋っている」と分析した。
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