ニュース 金融 作成日:2011年12月26日_記事番号:T00034565
永豊金融控股は23日の董事会で、傘下の永豊投信が中国のアモイ国際信託と合弁で中国・福建省アモイ市に資産運用会社を設立することを決議した。これにより永豊金は中国において銀行事務所およびリース会社設立に続き、10兆台湾元(約25兆7,000億円)以上とされる資産管理市場に参入することになり、多角化をさらに一歩進める。新会社の資本金は2億人民元(約25億円)、出資比率は永豊投信が49%、アモイ国際信託が51%の予定。24日付経済日報が報じた。
現在中国では外資が単独で資産運用会社を設立することは禁止されており、外資の出資比率は49%を上限として中国資本との合弁が必須となる。
永豊金は今年4月下旬、中国の資産管理会社、中国華融資産管理と戦略提携を結び、同社傘下の華融証券と永豊投信が北京に合弁で資産運用会社を設立することを決めた。しかし、永豊投信の出資比率が20%と低かったことから、これを引き上げようと華融資産管理側と交渉したものの合意に至らなかったため提携を解除し、アモイ国際信託との合弁に切り替えた。
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