ニュース 電子 作成日:2011年12月26日_記事番号:T00034575
25日付経済日報によると、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)が、受注不振を受けて、12インチと6インチウエハー工場を中心に、先月下旬から受注価格の引き下げを始めたとの業界観測が流れている。これに対して2社は「価格戦略についてはコメントできない」と答えた。
観測によると、2社が引き下げたのは65、40ナノメートルとマイクロメートル製造プロセスで、受注量に応じて顧客ごとに異なる割引率を採用しているという。2社は第3四半期にも受注価格を引き下げたとされており、事実とすれば今回が今年2度目の引き下げとなる。
景気の先行きが不透明なことから、証券会社は、TSMCとUMCによる受注価格引き下げの効果が表れるかどうかは観察が必要としている。
証券会社はまた、IC設計業者が、価格引き下げで製造コストが低減され恩恵を受けるとみている。さらに米国経済に回復の兆しがみられることから、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)や聯発科技(メディアテック)、禾瑞亜科技(EETI)などが生産を前倒ししていると伝えられる。
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