ニュース 電子 作成日:2011年12月26日_記事番号:T00034576
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)の蔡篤恭董事長は23日、全体的な経済状況に好転が見られないほか、タブレット型パソコンによるノートPC市場圧迫、タイ洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足などの影響を受け、来年第1四半期の同社売上高は前期比10〜15%減と予測し、「史上最悪の第1四半期となる」との悲観見通しを示した。24日付工商時報が報じた。

パワーテックはDRAMの封止・検査を主要な収入源としているが、顧客のエルピーダメモリや力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が減産を行っているため、受注が大幅に減っているという。
その上で蔡董事長は、同社がこのほど中堅封止・検査業者、超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)を買収すると発表したことについて、今後はロジックICへ参入してIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)からの委託受注を獲得し、DRAM市場への依存度を抑えるための重要戦略だと説明した。
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