ニュース 機械 作成日:2011年12月27日_記事番号:T00034599
工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は、来年から部品価格を3%以上引き下げる。これにより、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)や東台精機(東台マシン&ツール)、程泰機械(グッドウェイ・マシン)など川下の工作機械メーカーが恩恵を受ける見通しだ。27日付工商時報が伝えた。
工作機械メーカーは、為替差損に耐えかね、川上の部品メーカーに対し、軸受、ベアリング、板金部品、鋳造部品などの価格を引き下げるよう要請していた。各社は今年上半期に粗利益率が20%を下回ったが、下半期からは台湾元相場の反落でやや収益性が改善している。
ハイウィンが値下げに応じた背景には、中国鋼鉄(CSC)の鉄鋼価格値下げもある。ハイウィンの卓永財董事長は「原材料コストの低下を考慮するとともに、自社の研究開発によるコスト削減も踏まえ、顧客の調達量によって、少なくとも3%値下げすることにした。来年の粗利益率には影響が出ない見通しだ」と述べた。同社の連結での粗利益率は40%に達している。
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