ニュース 電子 作成日:2011年12月27日_記事番号:T00034604
2012年のパソコンの世界市場での出荷成長率についてバークレイズ・キャピタル証券は26日、従来の5.1%から0.8%へと大幅に下方修正を行った。同時に今年は従来予測3.4%から2.2%に、13年は同4.4%から2.5%に引き下げた。27日付蘋果日報が伝えた。
下方修正の理由には、▽タイ洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足▽欧米景気の減速▽企業の設備投資縮小──などを挙げた。
一方、同社の楊応超・アジア太平洋ハードウエアアナリストは、ブランドメーカーは比較的、不景気を乗り切る力があり、特に宏碁(エイサー)と聨想集団(レノボ)は来年粗利益率、シェアともに向上すると好感している。
また、HDD供給不足が来年上半期に解消した場合、600~700米ドルの中低価格帯の超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」やマイクロソフトのPC用次世代基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8(Windows8)」発売によって、来年半ばにPC出荷が回復する可能性があるとの予測も示した。
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