ニュース 社会 作成日:2011年12月28日_記事番号:T00034613
今年、中華民国100年もあと3日を残すばかり。各地で年越しイベントの準備が着々と進む中、毎年大みそかの恒例行事となっている台北国際金融大楼(台北101ビル)のカウントダウン花火ショーの詳細がこのほど発表された。
今年は「ルービックキューブ」「滝」などの仕掛け花火も計画している(台北101リリースより)
今年の花火は202秒間に3万発が打ち上げられる予定。打ち上げ時間は、来年が民国101年に当たることから、同ビル名の「101」と合わせた202秒となったという。花火は例年のように上方向だけでなく、水平や下方向にも向けて発射され、打ち上げ密度は過去最高とか。昨年は、前年の倍の6,000万台湾元を投じたにもかかわらず、失敗作だったと批判が出ただけに、今年の花火は期待できそうだ。なお、打ち上げ経費の3,000万元は、全額同ビルが負担するため、これまでのようにビル側面にスポンサー企業の名前やロゴは出現しないという。
台北101ではまた、カウントダウン花火を鑑賞できる展望台入場券を1,010人限定で発売。身分証(ID)に「101」の連番がある人は、身分証の提示で無料入場が可能だ。
一方、台北市政府は800万元を投じ、市政府前広場で31日午後7時から元日午前1時まで、年越しイベントを実施する。今年は初めて動画サイトのユーチューブとの提携により、世界150カ国で実況中継を見ることができるそうだ。
高雄市は、大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心(ドリームモール)で31日午後3時から元日午前2時まで年越しイベントを実施。2カ所の発射地点から放たれる3D花火が180秒間楽しめるとあって、70万人の人出が予想されている。また、大型複合商業施設、義大世界(E-DAワールド)では11分11秒間の花火ショーが行われる。台北、高雄両市だけで少なくとも180万人が年越しのカウントダウンに集まる見通しだ。
このほか、雲林県のテーマパーク、剣湖山遊楽世界や南投県の日月潭国家風景区など、各地でカウントダウンの花火ショーが予定されている。
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