ニュース 政治 作成日:2011年12月28日_記事番号:T00034621
来月の総統選挙で親民党主席の宋楚瑜候補の得票率が5%を超え、約70万票を獲得できるかどうかが最近政界で注目される話題となっている。民進党の蔡英文候補の得票率を47〜48%と仮定した場合、馬英九総統の票が宋候補に食われて再選が危うくなるためだ。28日付中国時報が報じた。
宋候補の陣営では、北部では少なくとも15万〜20万票を獲得でき、中部や東部などでも一定の支持率があると指摘した。
国民党陣営は、馬候補の勝利の鍵は、投票日直前に、宋候補への投票を考えていた有権者が、馬候補の落選を懸念して馬候補への投票に切り替える、いわゆる「棄宋保馬」現象が起きるか否かにかかっているとみている。そして過去の総統選挙で第3勢力が得票を伸ばした例はないことから、泛藍(汎国民党陣営)支持層は最終的には馬候補に票を投じるとみている。
民進党陣営では、世論調査の数字を見れば、宋候補の得票率は5%を軽く超えるとみられるが、宋候補への投票を表明した有権者には、実際には積極的に支持していないケースも多いとみられ、得票数は予測しにくいと話している。
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