ニュース 金融 作成日:2011年12月28日_記事番号:T00034626
政府系金融持ち株会社の第一金融控股は、中国上海市に「大陸本部」を設置することを検討しているもようだ。28日付経済日報が伝えた。
台湾の金融機関では、民間の富邦金融控股が福建省アモイまたは福州に、国泰金融控股が上海にそれぞれ中国本部の設置を計画しているが、政府系金融機関が中国本部を設けるのは初めてとなる。
第一金控の蔡慶年董事長は「上海への本部開設が選択肢の一つだ」と述べた。同社幹部は「まだ内部での検討段階で、具体的な動きはない。実際に設置場所を見つけた時点で、董事会で決議することになる」と述べた。
第一銀行は上海に事務所を設置した際、候補地の購入を検討したが、当時は董事長異動によって見送られた経緯がある。
蔡董事長は中国本部開設の時期について、支店網が形成された時点を想定している。第一銀は上海に支店を設けており、2番目の支店は四川省成都市への開設が決まっている。
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