ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年12月28日_記事番号:T00034632
28日付工商時報によると、スズキが台湾総代理店、金鈴汽車を100%子会社とするため、太子汽車の持ち株20%を買い戻すことで同社と交渉を行っており、既に金額を詰める最終段階にあるという。これについてスズキ本社広報は、ワイズニュースの取材に対し「公表できる事実はない」と話した。
金鈴汽車は、財政危機にある太子汽車との関係を打ち切り、ブランドイメージを回復させたいと表明した。太子汽車はかつてスズキ車の台湾最大のディーラーで、組み立ても手がけていたものの、財務危機が表面化して以降、スズキは同社への生産委託を打ち切り、日本からの輸入のみに切り替えた。
金鈴汽車は今年6,000台の新車販売を見込んでいたが、太子汽車によってブランドイメージに傷がつき、実際には4,500台にとどまる見通しだ。現在全土38カ所の販売拠点を来年も拡充して、7,000台の新車販売を目指す。
年間販売台数が回復すれば、他の自動車メーカーへの生産委託も検討する考えだと工商時報は報じたが、スズキは「そうした事実はない」と回答した。
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