ニュース 電子 作成日:2011年12月28日_記事番号:T00034634
液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の段行建執行長は27日、来年は今年より売上高、利益ともに成長すると表明した。中小型パネルは20~30%成長、タッチパネルは今年の400億~500億台湾元(約1,000億~1,300億円)から40%成長を予測している。28日付工商時報などが報じた。
タッチパネルは現在、第2.5世代と4.5世代のタッチセンサー・ガラスの生産ラインを擁し、今後4.5世代1本も稼働させる予定だ。同時に後工程の貼り合わせも手がけ、トータルソリューションを提供する。
段執行長は、今年までに発光ダイオード(LED)バックライト搭載、3D(3次元)映像対応など新製品を開発したため、かつては売上高100億元、現在も50億~60億元を計上するシステムインテグレーション(SI)事業を来年第1四半期に切り離すが、来年も増収が見込めると強調した。
同社は今年、設備投資を3回下方修正し、500億元とした。段執行長は、来年は慎重に300億元以下を予定していると語った。生産能力の増強は行わず、IPS(横電界)方式などの技術向上に充てる計画だ。アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式パネルは来年第3四半期に少量出荷を開始する予定だ。
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