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台湾と香港、新航空協定を締結


ニュース 運輸 作成日:2012年1月3日_記事番号:T00034646

台湾と香港、新航空協定を締結

 台湾と香港間の新たな航空協定となる「台湾・香港間航空運輸協議」が30日、台湾行政院大陸委員会の朱曦・香港事務局長と香港経済貿易文化弁事処主任によって署名され、即日発効した。今回の協定締結により、両地域間を結ぶ旅客便は週170便から198便に、さらに、3月末の夏季スケジュールからは週205便へと増便され、貨物便も総容量が週1,700トンから週2,800トンへ、夏季スケジュールから週3,000トンへと引き上げられる。12月31日付経済日報が報じた。

 このほか新協定では、台中、花蓮、台東、馬公、金門、台南の台湾各地と香港を結び、定期便形式で運営する「特別チャーター便」(それぞれ週最大28便)の運行申請を可能とする項目も盛り込まれた。

 従来の協定では、運航する航空会社および便数・容量が決められていたが、今回は航空会社の指定は廃止され、双方の内部規定に従って便数を振り分けることとなった。これによって、台湾側では既存の中華航空(チャイナエアライン)、長栄航空(エバー航空)、華信航空(マンダリン航空)以外の航空会社の同路線への参入が見込まれる。