2011年の来台観光客が12月28日、延べ600万人に達し、600万人目となった韓国人旅行者、キム・ヒギョンさん（37）に桃園国際空港で記念のガラスプレートと、美食、文化、生態、ロハス、ロマン、ショッピングの６テーマ別に、各10種類のプレゼントが贈られた。台湾特産のパイナップルケーキ、茶葉、故宮博物院の白菜をテーマにした玉器、翠玉白菜の複製品などで、巨大機械工業（ジャイアント・マニュファクチャリング）製の折りたたみ畳み自転車が最も単価が高い。12月29日付工商時報が報じた。
記念の花束を受け取り歓喜の表情のキムさん（２８日＝中央社）
キムさんは正月旅行で家族ら５人でソウルから大韓航空便で来台。600万人目に選ばれたことに「信じられない幸運だ。台湾はフレンドリーな印象で、全世界の人々に訪れてほしい」と語った。
交通部観光局の11年の海外からの観光客誘致目標は600万人で、年末にぎりぎりで達成できた。11年通年で10年実績の556万7,277人から約8.7％の伸びとなる見通しだ。
１〜11月の訪台客では中国人が160万2,800人で最も多く、前年同期比成長率は6.23％。日本からは同19.13％増の116万6,000人となった。
