ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年1月3日_記事番号:T00034658
交通部数拠所の統計によると、2011年の新車登録台数は前年比15.5%増の37万8,300台となり、過去6年間で最多となった。このうちトヨタの台湾総代理、和泰汽車が11万9,425台を販売して31.6%のシェアを獲得し、10年連続の1位となった。これに裕隆集団傘下で三菱車代理の中華汽車工業(チャイナ・モーター)が14.5%(5万4,891台)で2位、裕隆日産汽車が11.7%(4万4,282台)で3位と続いた。3日付工商時報が報じた。
業界関係者は、昨年は上半期に東日本大震災、下半期にタイ大洪水が発生して自動車の部品供給不足が起き、さらに下半期は世界的に景気が悪化に転じるという不利な状況となったが、台湾の自動車市場は金融危機発生前の06年、07年を上回ったと指摘した。
ただ、昨年12月の新車登録台数は市場予測を下回り、3万900台と前年同月比0.2%の低成長にとどまった。同月発売されたトヨタの新型カムリの納車がほとんど1月に延期されたことが、大きな要因となったもようだ。
なお、今年の新車登録台数について業界関係者は、今月14日に行われる総統選挙の結果に大きく左右されるとの見方で、政権交代が起きるかどうかによって10万台の違いが生じるとの予測を示した。
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