ニュース 電子 作成日:2012年1月3日_記事番号:T00034660
携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)は12月28日、4,500万米ドルを投じて重慶市に工場を設置することを董事会で決議した。ただ、2012年の景気見通しに不確定要素が多いことから、稼働は早くても13年となる見通しだ。中国沿海地区で労働力不足や人件費上昇などの問題が深刻化していることを受けての内陸部進出となる。29日付経済日報が報じた。
コンペックは現在、台湾と中国・広東省恵州市を主要生産拠点とするほか、蘇州市にも一部生産ラインを保有しており、重慶工場は同社にとって中国第3の拠点となる。
PCB業界では、志超科技(タイワンPCBテックべスト、tpt)、宇環科技(T−フレックス・テックべストPCB、tht)、瀚宇博徳(ハンスターボード)、精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー、gbm)、欣興電子(ユニマイクロン)も、中国内陸部進出計画を表明している。
このうちハンスターボードとgbmを傘下に収める華新科技(ウォルシン・テクノロジー、PSA)集団は、今後5年内に6億〜8億米ドルを投じ、重慶に各企業の内陸地区総本部を設置する計画だ。
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