ニュース 電子 作成日:2012年1月3日_記事番号:T00034661
3日付電子時報によると、マザーボード最大手の華碩電脳(ASUS)は第1四半期、同製品の生産量をこれまでの500万〜600万枚から300万〜350万枚へ大幅に減らすと部品サプライヤーに通知したもようだ。2011年はパソコン市場の需要が振るわず、マザーボードの小売市場における販売量も昨年第4四半期に急激な冷え込みを見せたため、マザーボードメーカーでは相次いで生産量の下方修正を行ったが、ASUSは減産を行わず、同期在庫が100万枚を超えた。さらに4月にはインテルの次世代プロセッサ「Ivy Bridge」の登場が見込まれるため、今期の大幅減産を決めたとみられる。ただASUSは観測についてノーコメントとしている。

なお業界関係者によると、ASUSは今期、インテルのチップセット調達を250万〜350万個、AMDのチップセット調達を50万〜70万個削減したとされる。
一方、他のマザーボードメーカーは、前期に減産を実施したことから在庫水位が下がっており、さらに小売市場での需要にも回復が見られることから、第1四半期の出荷は前期比5〜10%増となると業界では予測されている。
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