ニュース 農林水産 作成日:2012年1月4日_記事番号:T00034665
岡山県を中心に西日本でディスカウントストア運営や食品の卸売を手がける大黒天物産(本社・岡山県倉敷市、大賀昭司社長)が購入した、雲林県産のニンジン「向陽2号」約900トンが3日、コンテナで日本に向けて輸出された。台湾産ニンジンはこれまで加工製品向けが主体だったが、今回輸出されたものは直接スーパーマーケットなどで販売される。4日付中国時報が伝えた。
大黒天物産の大賀社長は昨年9月、台湾のニンジン生産量の3分の1を占める雲林県東勢郷を訪問。向陽2号の品質を確認した上で250トンを購入し、日本で試験販売した。その後、「小ぶりで、きめが細かく、甘みの強いものを」を指定した上で900トンの栽培を依頼していた。
今回輸出されたニンジンは1本150~250gで、3本198円で販売される予定だ。一般的な輸出価格より4~5割高いという。
日本では昨年大雪に見舞われたほか、東日本大震災と原発事故の影響を受け、冬季農産物の出荷量が激減している。このため、日系企業は海外調達を積極的に進めている。台湾からはキャベツやブロッコリー、レタスを調達する動きもあるという。
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