ニュース 社会 作成日:2012年1月4日_記事番号:T00034670
疾病管制局によると、先週新たに確認されたインフルエンザ感染は、昨年7月以降で最多となる72件に上り、3人の死亡が報告された。これにより今シーズンのインフルエンザによる死者数は14人となった。感染状況の深刻化を受けて行政院衛生署は3日、治療薬タミフルの公費による支給対象を従来の病院・診療所1,300カ所から3,000カ所に拡大すると表明した。春節(旧正月)に迎える感染ピークに備える構えだ。4日付中国時報が報じた。
疾病管制局は発熱や鼻水など症状が出れば、すぐにマスクを着けるよう呼びかけている(3日=中央社)
今シーズンのインフルエンザ感染例は、累計で295件に上っており、うち221件はB型が占めている。
台湾大学付属病院・児童感染科の黄立民主任は、発熱、寒気、倦怠感といった症状が出た場合は注意が必要だと指摘。さらに、胸の痛み、呼吸困難がみられた場合は心筋炎や肺炎を併発している可能性があるほか、意識混濁の場合は脳炎を引き起こしている可能性があり、すぐに病院へ連れて行くよう呼びかけている。
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