ニュース 石油・化学 作成日:2012年1月4日_記事番号:T00034679
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の2011年売上高は、前年比1.7%増の1兆4,609億7,300万台湾元(約3兆7,000億円)、利益は同32%減の1,924億8,300万元だった。第4四半期、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)がかろうじて利益を確保したものの、他3社がともに赤字を計上し、全体の足を引っ張った。4日付蘋果日報などが報じた。

台塑の昨年第4四半期売上高は前期比11.1%減の407億6,600万元。ポリ塩化ビニル(PVC)の価格上昇で税引前利益は前期比90.5%減となったものの9億4,000万元の黒字を維持した。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の同期売上高は前期比28.4%増の2,028億5,300万元だったものの、原油および軽油価格の高騰を受け税引前損失は43億9,000万元に上った。
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)の同期売上高は前期比0.4%増の441億9,000万元、税引前利益は同124.3%減で15億7,200万元の赤字に、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は売上高が同9%減の608億7,900万元、税引前利益は同129.2%減で22億9,380万元の損失を計上した。2社とも09年第1四半期以降初めての単期赤字となった。
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