ニュース 社会 作成日:2012年1月5日_記事番号:T00034693
仕事もせず女遊びをやめない恋人に、ついに堪忍袋の緒が切れた。男は大きな代償を支払うことになった。
ベトナム出身の女性、ファン・ティー・トゥエット・ガー(30歳)さんは18歳で台湾へ嫁いできたが、5年前に離婚した後、台南市のスナックで働いていた。その後、知り合った男性(29歳)と同棲、女児をもうけた。
しかし、この男性は仕事もせず、麻薬に手を出し、クスリを買う金をガーさんにせびるいわゆる「ヒモ」。しかも女遊びが好きな上、ガーさんに暴力まで振るう、どうしようもない男だった。
昨年10月、ガーさんが早朝に仕事から帰ると、男は金をせびり、ヘロインを買うためにバイクで送り届けるよう要求。家に戻るとさっそく麻薬を使い、睡眠薬まで飲んで眠ってしまった。
熟睡する男の横でガーさんは怒りを募らせ、ついに我慢の限界に達した。男の大事なものを切り落としてやろうと決意したのだ。
犯行は計画的だった。男が死んでしまっては困ると考え、まず外を歩いていた通行人に「けが人がいるから救急車を呼んで」と声をかけた後、男の下着を脱がせてはさみで切り落とした。
救急車のサイレンが近づくのを聞き届け、彼女は切り落とした「モノ」を手にバイクに跨り、近くの橋へ。川に向かって「モノ」を投げ捨てた。
ここまでやり遂げた後、彼女は血だらけの手にはさみを握りしめて警察を訪れ、自首した。その時点では怒りが収まっておらず、「いいかげんにしないと小弟弟(男性器を指す俗語)を切るよ!と言っておいたのに。私が使えないんだったら他の女にも使わせない」と話したという。
裁判で5〜12年を求刑されたガーさんだが、彼女が後悔していることや、男も自分の浮気が原因と認め、罪の軽減を訴えていることなどから、懲役1年2月、執行猶予3年の判決となった。法曹界には「刑が軽すぎる」という声もあるが、局部が2センチ残っていることが判決に影響したようだ。医師によると、台湾の男性の局部の長さは平均5~10センチ。2センチあれば、見た目は悪いが排尿や生殖機能に大きな問題はない。
ところで万が一、局部が切断された場合、ビニール袋に入れて氷などで冷やしていれば、6~8時間以内ならば縫合すればほぼ元通りだとか。読者諸兄が交際相手に切り落とされる心配がある稀有なケースであれば、準備をしておいた方が賢明かもしれない。
ちなみに川に投げ込まれたこの男の「モノ」は見つかっていない。
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