ニュース 電子 作成日:2012年1月5日_記事番号:T00034706
光電関連製品の光宝科技(ライトン・テクノロジー)は4日、台湾科技大学(台北市)と共同で「光宝台科電力電子研究センター」を設置したと発表した。
双方は、クラウドデータセンター用電源、次世代の電気エネルギー転換技術、高性能のデジタル電源管理システム、クリーン代替エネルギーの4分野で共同研究を行う。台科大は2005年に電力電子産業の研究開発に関する修士課程を設け、ライトンと産学協力を進めてきた。研究センターは初年度に1,000万台湾元(約2,500万円)の研究開発(R&D)支出を見込む。
特にクラウドデータセンター用電源は、世界市場規模が数千億元に上り、今後も順調な成長を見込めるため、ライトンは今後3年以内に同製品が電源事業群の売り上げに占める割合が倍増すると予測している。
研究センター責任者によると、クラウドデータセンターは全世界の電力消費量の1.5%を消費し、電力コストだけで毎年260億米ドルかかるとの試算がある。このうち、建物やサーバーの冷却に消費電力の40%が充てられる。このため、電源管理のスマート化とサーバー電源の効率化がクラウド業界の急務となっている。
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