ニュース 電子 作成日:2012年1月5日_記事番号:T00034710
台湾の携帯電話市場で既にシェアトップに立っているサムスン電子は今年、スマートフォン市場においてもシェア35%を目標とし、昨年40%で首位となった宏達国際電子(HTC)からトップの座を奪いたい考えだ。5日付経済日報が伝えた。
サムスンの昨年11月時点における台湾シェアは、携帯電話全体で約29%、スマートフォンが27%で、昨年初めから約3倍に拡大した。
サムスンは、今年の台湾携帯電話市場全体の成長は5%にとどまると予測する一方で、自社は販売台数2けた成長、シェア35%以上の高い目標を掲げた。
なお台湾サムスン行動通訊部の杜偉昱総経理によると、スマートフォンのヒット製品「ギャラクシーS2」販売台数は、昨年9~11月に携帯電話全体の首位だった。また、画面サイズの大きい「ギャラクシーノート」も昨年11月中旬の発売後、最初の1カ月で1万台が売れ、昨年末時点で計3万台が販売されたとみられる。
今年のスマートフォンのトレンドについて、杜総経理は近距離無線通信規格(NFC)やクアッドコアプロセッサーを搭載した製品が中心になると予測。台湾の通信キャリア5社がNFCへの対応を進めていることから、同社は第2四半期にNFC携帯電話を発売する予定だ。
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