ニュース 電子 作成日:2012年1月5日_記事番号:T00034711
台湾の携帯電話端末市場は今年、第2四半期以降に伸びが鈍り、通年の市場規模が、スマートフォンと従来型のフィーチャーフォンの合計で前年比5%の伸びにとどまるとの見方が業界関係者から示されている。5日付電子時報が伝えた。
昨年下半期は、米アップルの「iPhone4S」の人気もあり、毎月の携帯電話端末販売台数が30万〜40万台と好調に推移した。今年1月も春節(旧正月)商戦と重なるため、好調は持続する見通しだ。台湾では今年、スマートフォンの浸透率が現在の50%から60〜70%へと高まるとみられる。しかし、今後の景気見通しが不透明なことから、市場規模は頭打ちになるとの見方が強まっている。
業界関係者は、今後の売れ筋がスマートフォンとタブレット型パソコンの機能を兼ね備えた大画面の携帯電話端末に移るのではないかとみている。既に4インチ以上の大画面携帯電話端末の登場で、両者の境目は崩れ始めつつあるという。
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