ニュース 社会 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034723
テコンドーの元台湾代表で、台湾北部の中学校に勤めていた女性体育教師(30歳、既に解雇)が、同校3年生の男子生徒(15歳)と性行為をしたことに対し、板橋地方法院はこのほど、男子生徒の貞操、身体、健康権を侵害したとして、学校に対し慰謝料として生徒に20万台湾元、父母に各6万元、計32万元(約82万円)を賠償するよう命じた。6日付蘋果日報が報じた。
この女性教師は2人の子どもを持ち、離婚した直後の一昨年、同校に招かれ、男子生徒のテコンドー指導に当たっていた。その後、男子生徒は同教師に恋愛感情を抱くようになり、女教師もこれを拒絶せず、性的な関係を持つようになった。
しかし間もなく、教師は生徒を避けるようになり、「遊ばれた」と感じた生徒はインターネット上に2人の関係を暴露した。
これを受けて生徒の両親は、学校が管理責任を怠ったとし、300万元の損害賠償を求めて提訴。裁判所は教師は権力を不当に行使して生徒との性的関係を持ったと認め、同教師を招聘した学校に賠償責任があるとの判決を下した。
女性教師は未成年との性交罪で、一審で懲役2年の判決を受けている。
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