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内湖科技園区の商用ビル価格、5年で45%上昇


ニュース 建設 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034732

内湖科技園区の商用ビル価格、5年で45%上昇

 台北市内湖科技園区の商用ビルは2011年末、1坪当たり平均価格が前年比17%上昇の45万2,000台湾元(約116万円)となり、過去最高を更新。直近5年間の上昇率は45%に達していることが5日、不動産仲介大手の永慶房屋傘下、永慶資産管理から示された。6日付工商時報が報じた。

 また、米不動産コンサルティング、コリアーズ・インターナショナル台湾法人、高力国際の昨年第4四半期の最新調査報告によると、同区商業ビルは相場の上昇に伴い、賃料が11年末現在1坪当たり月平均1,128元と小幅上昇にとどまったため、賃料による投資利回りは現在、前期比0.07ポイント低下して年平均3.415%となっている。なお、賃貸オフィス空室率は同0.68ポイント下がり11.6%となった。

 2012年の見通しについて洪煥哲・高力国際オフィスビルおよび工業物業サービス部シニア経理は、「オフィス需要は増加するものの、世界経済の先行きが不透明な上、今後、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の供給量が増加するため、状況は落ち着く」との見方を示した。