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国泰集団、健康管理事業に進出


ニュース 医薬 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034734

国泰集団、健康管理事業に進出

 国泰集団(霖園集団)が健康管理事業に乗り出した。国泰建設(キャセイ・リアルエステート)、国泰創投(キャセイ・ベンチャー)の出資により健康診断センターを運営する「国泰健康管理」が1月から業務を開始した。傅伯昇・国泰健康管理総経理によると、大型病院を後ろ盾とし、病院外部に設置された台湾初の健康診断センターだ。中長期目標として「健康管理の華人地区トップブランド」を掲げる。6日付工商時報が報じた。

 国泰健康管理の資本金は2億5,000万台湾元(約6億4,000万円)で、台北市大安区に「敦南センター」を設置。医療要員および院長はいずれも国泰医院から、傅総経理は国泰人寿保険の投資部門から派遣されている。

 傅総経理また、工業技術研究院(工研院)のデータを基に、「台湾の健康診断商機は毎年120億元に達するが、そのうち自己負担によるものは4%にすぎず、開拓の余地は大きい」と語った。

 さらに、これまで国泰医院の健康診断業務顧客は、国泰世華銀行の大口顧客、国泰人寿の高額保険顧客を含んでいたが、今後、国泰健康管理は台湾の富裕層をターゲットにさらに顧客層を拡大したい考えだ。