ニュース 家電 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034737
台湾の液晶モニター市場は昨年の低調が今年も続き、前年比1%増にとどまると予測されている。昨年のブランド別出荷量は華碩電脳(ASUS)が45万台で首位を維持したが、前年比横ばいにとどまった。同市場は既に成熟していることから、多くのブランド業者が出荷量の増加は見込めないとしている。6日付電子時報が伝えた。
台湾液晶モニター市場では、激しい価格競争が繰り広げられ、2010~11年にかけて平均18~20%値下がりしたが、出荷量は減少傾向にあるという。
こうした中、ASUSは今年の出荷量で46万台、可能であれば50万台を目指す構えだ。マイクロソフトの新しいOS(基本ソフト)「ウインドウズ8(Windows8)」の発売に合わせ、タッチコントロール機能付きの新製品を第3四半期に投入する予定だ。
同社はまた今年、薄型機種の発売に力を入れる方針で、同機種がモニター出荷全体の5割以上を占める見通しだ。同時に、IPS(横電界)方式を採用した機種の比率が約10%、ディスプレイサイズは23インチ以上が23~25%と予測した。
なお、今年上半期は韓国系ブランドがシェア獲得のため攻勢に出るが、ブランド間の競争は下半期には徐々に落ち着くとみられる。
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