ニュース 電子 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034741
6日付経済日報によると、パソコン世界最大手ブランド、ヒューレット・パッカード(HP)が、一時撤退していたタブレット型PC事業を再開する動きを見せており、和碩聯合科技(ペガトロン)や英業達(インベンテック)など台湾の受託メーカーに恩恵が予想されている。新製品は早ければ今年下半期にも発売が見込まれる。
HPは昨年、自社OS(基本ソフト)の「webOS」事業からの撤退を表明し、同OSを採用したタブレットPC「TouchPad」を499米ドルから99米ドルに値下げした。しかし、これが販売増加につながり昨年第3四半期、世界市場で5%のシェアを獲得し、アップル、サムスン電子に次ぐ3位となった。
業界関係者によると、HPのタブレットPC新製品は、ウィンドウズ8(Windows8)を採用し、既にペガトロンなど台湾受託メーカーが同機種の開発を依頼されているもようだ。事実とすればペガトロンはHPからの初受注となる。
一方、インベンテックは昨年、タブレットPC業務でHP製品に専念し、他ブランド製品を受注していなかったことから、HPの撤退を受けて400人規模のリストラを行っており、今後動向が注目を集めそうだ。
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