ニュース 電子 作成日:2012年1月6日_記事番号:T00034745
IC設計大手の義隆電子(ELAN)が、米アップルを相手取り、複数の指で操作可能なマルチタッチ機能に関する特許を侵害されたとして米国際貿易委員会(ITC)に起こした訴訟で5日までに和解が成立した。6日付工商時報が伝えた。
双方は特許のクロスライセンス契約を結び、アップルはELANに対し、500万米ドルの和解金を支払うことに同意した。これにより、2年間に及んだ両社の特許紛争は終結した。
ELANは和解内容の詳細について、機密保持を理由にコメントを避けた。ただ、ELANは最近、エイサー、華碩電脳(ASUS)、サムスン電子、デルなどから相次いで新規受注を獲得しており、和解内容にはアップルの取引先からの受注が含まれているとみられる。
ELANは2009年、米アップルのスマートフォン「iPhone」、多機能音楽プレーヤー「iPod touch」、ノートパソコン「MacBook Air」などが、複数の指で操作可能なマルチタッチ機能に関する特許2件を侵害しているとして提訴していた。
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