ニュース その他製造 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034759
経済部の調査によると、世界的な景気低迷の影響で台湾の製造業全体の在庫率(販売額に占める在庫額の割合を表し、景気の先行指標とみなされる)が上昇している。昨年10月末時点で68.5%と営業日が短い春節(旧正月)期間を除けば2009年6月以来の最高水準となっていたことが分かった。9日付工商時報が伝えた。
昨年10月時点の在庫を金額に換算すると6,349億台湾元(約1兆6,000億円)に達した一方、販売額は9,287億元に下がった。
昨年下半期以降の世界的な景気低迷により、紡織やアパレル、基本金属、電子部品、パソコン・電子製品、化学材料など多くの産業で在庫率が上がっている。経済部は世界的な景気の好転がなければ今後さらに上がる恐れもあると注意を促している。
台湾製造業の在庫率は世界金融危機により2009年1月にほぼ100%に達した。その後は景気回復に伴い在庫処理が進み、60%前後の状態が続いていた。
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