ニュース その他製造 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034760
太陽電池業界に緊急受注が舞い込んでおり、太陽電池用シリコンウエハーの緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、太陽電池用導電性ペースト製造、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)、太陽電池の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)など、川上から川下まで大手メーカーは春節(旧正月)休暇を短縮して対応に当たる構えだ。背景には米国で、中国製太陽電池に対しダンピングや反補助金調査を実施したことや、欧米メーカーが生産を抑えていることがあり、世界から台湾に発注が流れ込んでいるもようだ。9日付経済日報が伝えた。
本来第1四半期は非需要期に当たり、太陽電池業界ではもともと、9日またはそれ以上の連休を予定していた。
緑能は昨年高価格在庫の消化が終了し、在庫水準が低下する中、緊急受注が増えており、春節連休の短縮を決めた。春節明け26日から正常稼働を予定する。
ギガソーラーも昨年12月から受注が増えており、同月売上高は前月比30%の増収となった。これを受けて同社は春節休暇を2~3日に大幅短縮する方針だ。
一方モーテックは、16日の長期休暇を予定していたが、このほど従業員に対し9日とするとの緊急通知を行った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722