ニュース 食品 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034761
台湾系の中国食品・流通最大手、頂新国際集団の魏応交董事長は8日、世界的な景気低迷の中、同グループの昨年売上高が前年比20%増の120億米ドルに達したことを明らかにした。9日付経済日報が伝えた。
魏董事長は今年について、先ごろ傘下の康師傅控股(香港上場)が、ペプシコーラを生産する米飲料大手ペプシコ・インクの中国飲料工場24カ所を株式交換で取得したことで炭酸飲料市場進出を果たしたことに言及し、今年はさらに事業拡大に努めるとして、業績貢献への期待を示した。
また、傘下の味全食品工業の魏応充董事長は、中国での相次ぐ新生産ライン稼働が今年の業績成長をもたらすと楽観的な見方を示した。
2月にドレッシング工場を稼動させ、中国で同製品最大手を目指すほか、5月には冷蔵飲料工場の拡充が完了して生産能力が倍増する見込みだ。このほか、「Pasco(パスコ)」ブランドを擁する敷島製パンとの合弁での設置した上海パン工場が昨年第4四半期に稼動、中国・華東地区への出荷を開始した。
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