ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台プラの春節ボーナス、4.7カ月プラス5千元【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034762

台プラの春節ボーナス、4.7カ月プラス5千元【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の春節ボーナス(年終奨金)が6日、4.7カ月プラス5,000台湾元(約1万3,000円)と決まった。昨年の6.01カ月プラス1万元よりも縮小したが、同グループの労働組合は「世界的な不況の中では受け入れられる額だ」とコメントした。7日付経済日報が伝えた。

 台プラ主要4社は、昨年の税引き前利益が1,295億5,300万元で、前年比32%減だったことを受けて減額を決めた。これまで台プラの春節ボーナスには一貫した基準はなく、過去10年間で5カ月を超えたのは4回だけで、最高は2008年の6.47カ月だった。

 現在は主要4社平均の1株当たり税引き前利益が4.5元に達したかを判断基準としている。4.5元に達した場合は4.1カ月とし、同利益が1元増えるごとに0.6カ月上乗せする。

 なお、モルガン・スタンレー証券は、今年上半期、主要4社は粗利益が上向かないと予測する。上半期は台プラ幹部が業績を慎重視していることに加え、市場が低調で受注見通しも悪いことを理由に挙げた。