ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034763
タイを中心に事業を展開する鋼材メーカー、聚亨企業集団(タイクーンズ)の林勝鶴・業務副総経理は、当初の計画通りタイに電気炉工場を建設すると表明した。投資額は20億台湾元(約51億円)、年産能力は50万トンで、今年3月に着工し、来年下半期の完成・量産開始予定だ。9日付工商時報が報じた。
林副総経理は「当社タイ工場はバンコク南部のラヨーン県にあり、昨年の大洪水の被害が小さく、資本引き揚げも人員削減も行わない」と強調。また、今回の投資案について「タイ市場だけでなく、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場での競争力強化や欧米市場の需要も見込んでいる」と語った。
同社はワイヤロッドを主にアジアへ、ねじ類を欧米へ輸出している。昨年11~12月の受注はともにほぼ満杯で、ワイヤロッドの受注量が月2~3万トン、ねじ類は月4,000万トン前後に達した。
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