ニュース 電子 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034768
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した第4四半期純利益は110億1,700万元(約280億円)で、前期比40%、前年同期比25%の大幅減となった。連結売上高は前期比25%減、前年同期比2.49%減の1,014億1,900万元で、営業利益率は前期比2.1ポイント下落の12.8%で過去5年で最低だった。7日付工商時報などが伝えた。

昨年第4四半期の連結売上高予測を11月末に下方修正したHTCは、12月の連結売上高が前月比15%減の263億元にとどまり、2010年8月以来最低となった。ライバルのサムスンによる大幅値下げやアップルのスマートフォン新製品「iPhone4S」の販売好調などが響いた。
一方、昨年通年の純利益は、第3四半期までが好調だったことから前年同期比57%増の620億4,900万元だった。
今年第1四半期の出荷量について、部品メーカーの受注量を基にすると700万〜800万台まで落ち込むとの観測も出ている。ただ実際には、HTCに在庫が残っているために発注量が減少しただけで、前期並みの900万〜1,000万台を維持できるとみられている。
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