ニュース 電子 作成日:2012年1月9日_記事番号:T00034769
9日付蘋果日報によると、ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は、宏達国際電子(HTC)が今年発売するタブレット型パソコンの組み立てを受注したもようだ。ウィストロンは昨年後半、華碩電脳(ASUS)からも受注したとみられるが、ウィストロンは「受注に関してはコメントできない」と答えた。

ASUSのタブレット型PCは2月に生産開始、3月に出荷予定とされる。HTCからの受注が事実とすれば、ウィストロンは今年、同製品の出荷量が前年の100万台から3倍の300万台に増える見通しだ。
ウィストロンは「タブレット型PC元年」と言われた昨年は受注獲得に積極的ではなかった。しかし、林憲銘董事長は「今年はアップル以外の製品市場で一定規模のシェアをつかむ」と宣言していた。現在も複数の企業と受注交渉を続けているという。
業界予測では今年、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載タブレット型PCの市場規模は1,500万~2,000万台。ウィストロンが実際に300万台出荷できればシェアは15~20%に達し、アップルを除く同製品の受託製造量では首位となる。
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