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TECO、中東のモーター工場が稼動【図】


ニュース 医薬 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034790

TECO、中東のモーター工場が稼動【図】

 東元集団(TECO)は、中東の石化設備大手、AL-ShoaibiとAL-Quraishiと合弁で設立した、サウジアラビア・ダンマームの中圧・高圧モーター製造工場が9日操業を開始した。中東初となる大型の中圧・高圧モーター工場で、初期投資額は3,000万米ドル。同工場の生産品は現地の石油メーカーなどに供給する計画だ。初年度の生産額は最大6,000万米ドルを見込み、5年以内に同15億台湾元(約38億円)を目指す。10日付工商時報などが伝えた。

 TECOの主管によると、同工場で生産するモーターは最高で1万3,000馬力に上り、生産・販売一体型の経営を目指すという。また将来的には、同工場を足がかりに北アフリカ・西アジア市場での展開拡大も視野に入れている。

 東元集団が製造技術、AL-Quraishi傘下で中東最大手変圧器メーカーのWESCOSAに変圧器を供給する。さらにAL-Shoaibiの市場における優位性を生かして事業を展開する考えだ。なお新工場への出資比率はTECOが40%、AL-ShoaibiとAL-Quraishiが各30%。