ニュース 医薬 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034791
行政院衛生署は9日までに、メディカルツーリズムによる中国人観光客の誘致に向け、美容整形、健康診断の特約病院リストを発表した。台湾大学医学院附設医院(台大医院)、台北栄民総医院、新光呉火獅紀念医院など30カ所の病院が審査を通過し、外国人を受け入れることになった。10日付工商時報が伝えた。
リストに記載された病院は、中国人を含む外国人が台湾で美容整形や健康診断を受ける際、渡航申請手続きの代行ができる。外国人の受診希望者は旅行会社を通さずに病院側に渡航を申請すればよい。これまで中国人客は原則として観光客名義でツアーに参加し、医療機関を受診する必要があったため、ツアー日程などの制約を請けていた。
今回発表されたのは第1次リストで、今後は一般の開業医や健康診断センターを含めた第2次リストも発表する。
衛生署は「台湾は医療の質が高く、価格も割安なので、多くの中国人客が訪れるのではないか」と述べ、中国人とそれ以外の外国人を含めたメディカルツーリズムの市場規模を40億台湾元(約102億円)と試算した。
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