ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

WiMAXユーザー、前年比3倍近くに


ニュース 電子 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034792

WiMAXユーザー、前年比3倍近くに

  国家通信伝播委員会(NCC)がこのほど発表した統計によると、台湾の高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)ユーザーは昨年11月末の時点で13万1,000件と、昨年末の4万7,800件から約2.7倍に成長したことが明らかとなった。WiMAX事業を展開する6社の同年1~11月売上高も1億9,400万台湾元(約4億9,000万円)と、前年通年と比べほぼ倍増した。10日付電子時報が報じた。

 WiMAXユーザー数は昨年6月時点では7万1,000件だったが、それ以降に増加が加速した。

 ただ事業者の間で、展開の積極性に大きな差があり、ユーザー数では全体の3分の2を全球一動(グローバル・モバイル)が占めた。同社の有料ユーザー数は、昨年末に10万人を超えたとみられ、売上高でも全体の大部分を占めたと予想される。

 全球一動は、今年下半期にはユーザー数が25万件に達し、黒字転換を果たすとの見通しを示している。また同社は今後、中国独自の4G規格「TD-LTE」事業に参入する意向とされ、中国の松山湖国家級高新園区と提携意向書を交わしたほか、中国移動通信(チャイナ・モバイル)と同国内で実験ネットワークを構築するとの観測も出ている。