ニュース 電子 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034795
行政院国家科学委員会(国科会)科学工業園区投資審議委員会は9日、中国・常州蘇晶電子材料が中部科学工業園区(中科)に台湾子会社、台湾蘇晶公司を設立し、工場を設置することへの認可を決めた。純粋な中国資本による台湾の科学園区進出は初めてのケースで、初期投資額は1,550万台湾元(約4,000万円)を予定する。10日付経済日報が報じた。
2008年設立の蘇晶電子材料は、江蘇省常州市に本社を置き、液晶パネル、薄膜太陽電池、半導体製造プロセスに必要なターゲット材料を生産する。今回の中科進出は、友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)など台湾液晶パネル市場の開拓が目的だ。
このほか中科は半導体産業の重要拠点で、台湾積体電路製造(TSMC)が12インチウエハー工場および太陽電池工場の設置を計画しているため、蘇晶電子材料は将来的にTSMCからの受注も目指す考えとみられる。
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