ニュース 電子 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034796
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は2011年連結売上高が前年比1%減の1兆809億9,200万台湾元(約2兆7,600億円)となり、昨年に続き1兆元の大台に乗せた。昨年12月の連結売上高は前月比5.6%減の914億7,100万元だった。10日付工商時報が報じた。
ノートPC業界は昨年、インテルのチップ瑕疵(かし)問題、東日本大震災の影響による部品不足や価格上昇、欧州債務問題、タイ大洪水によるハードディスクドライブ(HDD)供給不足など数々の困難に見舞われた。そんな中、クアンタはノートPC5,580万台を出荷し、通年目標5,600万台に近い実績を挙げた。また、フェイスブックやグーグルのデータセンター用サーバーや、アマゾンの7インチタブレット型PCなどノートPC以外の受注も相次ぎ、これらの売上高が昨年第4四半期には3割近くを占めた。
こうした製品が、ノートPC分野の成長が期待できない中で、今後クアンタの売上高をけん引すると予測されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722