ニュース 電子 作成日:2012年1月10日_記事番号:T00034798
NAND型フラッシュメモリー制御IC大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は、2011年の制御チップ出荷量が5億5,600万個に上り、2年連続で出荷量が5億個を突破した。今年はeMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)、SSD(ソリッドステートドライブ)、USB3.0ドライブ用制御チップに注力し、さらなる出荷増を目指す。10日付電子時報が伝えた。
昨年下半期に出荷を開始したeMMC用チップの出荷量は月間500万個で、聯華電子(UMC)に0.11マイクロメートル製造プロセス製品の生産を委託している。第2四半期からは55ナノメートルプロセス製品の生産も始まる予定だ。
SSD用チップは宏碁(エイサー)の薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」向けに、20GB(ギガバイト)の低容量NAND型フラッシュメモリーと組み合わせて出荷している。
USB3.0ドライブ用チップは、90ナノプロセスから50ナノプロセスへの微細化を進める計画だ。
なお、ファイソンの昨年12月売上高は、前月比7.13%減の27億2,000万台湾元(約70億円)、昨年通年では前年比1.7%増の323億4,300万元だった。
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