ニュース 金融 作成日:2012年1月11日_記事番号:T00034811
金融持ち株会社の2011年業績が10日すべて出そろい、12月に発足したばかりの合作金庫金融控股を除く14社の通年利益は合計1,341億3,000万台湾元(約3,450億円)で、前年(167億7,000万元)から14.29%増加した。ただ、富邦金融控股、元大金融控股、国票金融控股では昨年、資産の処分による一時的な利益が170億元近くに上っており、これを差し引くと業界全体の利益は前年に比べて減少したとの見方もできる。11日付経済日報が報じた。
昨年業界で最高利益を上げたのは富邦金控で、ショッピングチャンネル「富邦momo購物台」を運営する富邦媒体科技の株式売却により80億元の利益を得て、通年で310億元の黒字となった。
また昨年100億元を超える利益を上げたのは5社で、新たに元大金控が加わったことで前年より1社増えた。元大金控は、傘下の元大証券が出資するシンガポール金英証券の株式売却による75億元の収益を得て、通年で業界最高増益幅となる63%の増益を記録した。
一方、中華開発金融控股(開発金控)は、業界最悪の前年比80%の減益を記録。このほか、玉山金融控股、日盛金融控股、国票金控、永豊金融控股も減益となった。
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