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川崎重工が中龍第2高炉に納入、炉頂圧回収発電設備


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月11日_記事番号:T00034817

川崎重工が中龍第2高炉に納入、炉頂圧回収発電設備

 川崎重工業は10日、シーメンス・バイ・メタルズ・テクノロジーズに対して、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の第2高炉向けに炉頂圧回収発電設備(発電能力1万4,000キロワット)を納入したと発表した。中龍は第1高炉でも川崎重工より同設備の納入を受けている。

 川崎重工によると、炉頂圧回収発電設備は、製鉄所の高炉から発生する高炉ガスの圧力を、タービンによって電気エネルギーとして回収する設備。高炉ガスの有効利用が可能で省エネ効果が高く、高炉ガスをタービンで回収する際の騒音低減や除塵などの機能も備え環境対策にも効果があることから、日本国内の大型高炉設備には100%設置されているという。

 川崎重工は炉頂圧回収発電設備のトップメーカーで、日本国内向け26基、海外向け20基の、計46基の納入実績がある。台湾向けの納入実績は中龍鋼鉄第1高炉を含む5基だ。