ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年1月11日_記事番号:T00034819
台湾でトヨタ車を生産する国瑞汽車は、昨年の生産台数が15万6,000台、輸出台数が5万台となり、いずれも過去最高を記録した。車種別ではアルティスが、生産台数のうち約6割近い9万台を占めた。11日付工商時報が伝えた。
トヨタは円高を受けて海外への生産委託を拡大しており、国瑞汽車は来年から輸出を8万台に増やす構えで、生産台数20万台に挑戦する。
国瑞の中レキ(レキは土へんに歴)、観音両工場は、生産能力が2シフト制で年16万台となっており、既に飽和状態に近い。同社関係者は「生産プロセスの見直しに加え、生産効率の向上や残業により、短期的な生産需要増に対応したい」と説明した。ただ、業界からは同社が観音工場で2年以内に生産ラインの増設に踏み切るとの見方が出ている。
国瑞は2009年からアルティスの受託生産を開始し、年々生産台数が伸びている。今年第2四半期には、カムリのハイブリッド仕様車の生産も開始する予定だ。
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