ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

11年売上高が軒並み好調、トヨタ和泰は859億元【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年1月11日_記事番号:T00034820

11年売上高が軒並み好調、トヨタ和泰は859億元【図】

 自動車大手5社は、2011年売上高が軒並み1~2割成長した。トヨタの台湾総代理、和泰汽車は、新車販売台数が過去5年で最多の約12万台、通年売上高が15.6%増の859億台湾元(約2,200億円)で、過去5年で最高だった。11日付工商時報などが報じた。

 和泰は、販売店が需要期である1月の販売を好感して発注を前倒ししたこともあり、昨年12月売上高も前年同月比64.22%増の65億9,000万元と業界最高となった。和泰は今年の目標を、市場シェア34%、新車販売台数約12万2,400台と設定。また、販売台数に占める高級車の割合を引き上げ、売上高に反映させるとした。

 裕隆集団の裕隆汽車製造の11年売上高は20.75%増の386億元、中華汽車工業(チャイナ・モーター)は12.57%増の359億元、裕隆日産汽車は17%増の321億元だった。裕隆集団3社合わせて1,066億元と、初めて1,000万台の大台を突破した。今年は日産の新型マーチ、納智捷汽車(LUXGEN)のセダン、tobe(酷比)の「M'way」「Q'way」と4車種を投入し、新車生産台数は前年比2割増の7万台が期待できるとしている。

 このほか、三陽工業(SYM)の11年売上高は234億元、前年比成長率は同業で最高の21.6%だった。