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ASUSが低価格タブレット発表、アマゾンに対抗【表】


ニュース 電子 作成日:2012年1月11日_記事番号:T00034826

ASUSが低価格タブレット発表、アマゾンに対抗【表】

 華碩電脳(ASUS)は10日、米ラスベガスで開催中の「コンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES)」で、7インチタブレット型パソコン「MeMO 370T」(Wi−Fi版)を発表した。249米ドルの低価格設定で、アマゾン・ドット・コムの「キンドル・ファイア」やバーンズ・アンド・ノーブル(B&N)の「ヌークタブレット」に挑む。11日付工商時報が伝えた。


「MeMO 370T」。沈振来ASUS執行長は、アンドロイド搭載タブレットは「4.0」によって盛り返すとの予測を示した(同社リリースより)

 MeMO 370Tは、クアッドコア(4コア)プロセッサー「テグラ3」、グーグルのモバイル機器向け最新OS(基本ソフト)「アンドロイド4.0」を搭載。800万画素のデジタルカメラレンズと視野角178度のIPS(横電界)パネルを採用した。受託生産は緯創資通(ウィストロン)が担うとみられる。

 ASUSは今年、タブレットPCの出荷台数300万~600万台(昨年180万台)を目指す。タブレットPC市場は今年、アンドロイド4.0搭載機による価格競争が起こるほか、下半期にはマイクロソフト(MS)の次期OS「ウィンドウズ8(Windows8)」搭載機種が相次いで発売されるとみられている。研究機関はアップルとキンドルが今年も勝ち組になるとみている。