ニュース 社会 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034835
総統選挙の投票日が今週末に迫る中、中国メディアも大きく注目し、特集番組を組むなど報道を強化している。
福建省のテレビ局、海峡衛視は12月中旬、4週間にわたって台湾の選挙の徹底解剖をうたった特集番組を放送した。馬英九候補(国民党)、宋楚瑜候補(親民党)、李登輝元総統などのこれまでの人間関係や恩讐、選挙運動の実態、選挙賭博や裏金などの裏事情、バラエティ豊かな候補者応援グッズなど、こと細かに紹介した。
中国人にとっては、やはり民主的な選挙が根付いていることへの関心が高いようだ。番組に出演したあるメディア関係者は、選挙期間中、街中を覆いつくしていたポスターやのぼりが、投票日の翌朝には一掃されていたことが最も印象的だったと語った。
一方、11日には台湾の選挙を実際に見ようという学者など20人以上から成る中国の「選挙観光団」が台湾入りした。海外で働いているというあるメンバーは、仕事を放り出しても見に来る価値があると強調。中華民族の5000年の歴史で、民主主義こそが最も素晴らしい道で、大陸(中国)ではいつになったら見られるのだろうと熱い思いを語った。
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