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女子留学生刺殺事件、被害者が物言わぬ帰郷


ニュース 社会 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034836

女子留学生刺殺事件、被害者が物言わぬ帰郷

 東京都台東区で台湾人留学生の女性、林芷瀅(22)さんと朱立婕さん(23)が、同じく台湾人留学生の張志揚容疑者(30、任意同行中に自殺)に刃物で殺害されたとされる事件で11日、被害者の遺体が日本で荼毘(だび)に付された後、遺族の手によって遺灰が台湾に戻された。

 同日午前、被害者と同じ日本語学校に通っていた留学生などが参列する中、品川区の大成会館で告別式がとり行われた後、霊柩車で火葬場へと運ばれた。その後、事件現場となったマンションの入口で招魂の儀式が行われ、林さんの母親は娘の魂に「早く家に帰ろう」と呼びかけた。

 また昨晩8時に遺灰が台湾に到着すると、林さんの恋人、温士豪さんが彼女が生前好きだったユリの花を抱えて迎えた。その後、2人の遺灰はそれぞれの故郷である台中、南投へと帰って行った。