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統一・ファミマなど、布袋戯コンテンツ開発で合弁


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年1月12日_記事番号:T00034841

統一・ファミマなど、布袋戯コンテンツ開発で合弁

 台湾の民間芸能人形劇「布袋戯(ポテヒ)」のコンテンツ開発に向け、統一集団系の統一国際開発(PIDC)、中国信託創投、全家便利商店(台湾ファミリーマート)と布袋戯専門チャンネルを運営する「霹靂国際多媒体」が、近く合弁会社「円卓」を設立する。資本金は2億台湾元(約5億円)を見込む。12日付工商時報が伝えた。

 このほか、行政院文化建設委員会(文建会)も行政院国家発展基金(国発基金)を通じ、合弁会社に出資する見通しだ。

 合弁会社は第1四半期中にも3D(3次元)映像による映画製作を予定している。投資額は2億8,000万元で、2014年の上映を予定している。

 今回の合弁では、傘下にセブン−イレブンを持つ統一集団とファミリーマートがライバルの壁を越えて提携したことが注目を集めている。いずれも、布袋戯コンテンツを販促に生かす狙いがあるとみられる。

 台湾の布袋戯市場は、年間6,000万米ドル規模に上るとの試算が示されている。